一般社団法人あびら観光協会

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7月29日(土)開催【あびらベジナビ 畑さんぽ ~メロン畑編~】アサヒメロンを生産する畑に伺いました

2023.08.01


 
皆さま、こんにちは!あびらグリーンツーリズム推進員の木下です。
 
今回は7月29日㈯に開催された「畑さんぽ〜メロン畑編〜」の様子をご紹介します。昨年に引き続き、「池田メロン農園」の池田さんご夫妻の畑に伺って、アサヒメロンについて教えていただきました。
 

 
この日は気温が高かったので、日差しを避けてテントの中に入っていただき、スタッフ紹介や池田さんご夫妻の紹介、プログラムの流れをご説明。ここから池田さんにバトンタッチし、プログラムをスタートします。
 

 
池田さんご夫婦は就農して5年目。神奈川県から安平町に移住し、アサヒメロンの栽培をされています。現在6本のビニールハウスを所有していることやメロンの花には雌花と雄花があり、ミツバチで受粉をしないと実がつかないことなどのお話しをいただきました。
 
まず最初に見たのが収穫後のハウス。土だけとなっているハウスは特に温度が高くなっており、この時は43℃!まさに灼熱です。ハウスは二重になっていて、3月に定植した苗のうえにもトンネルを二重にかけるそう。ハウスにシートをかけるのが2人だけでは大変なので、近くのアサヒメロン生産者さんと協力して作業されています。
 

 
次は2回作を行っているハウス。6月に収穫を終えたあと再び苗を植えて栽培をし、1つのハウスで2回収穫を行っています。このようなハウスが2本あるとのこと。メロンは2月頃の種まきからスタートし、10月の収穫終了までの期間に行われていて、その間は休みがないという本当に大変なお仕事です。
 

 
アサヒメロンには「ルピアレッド」「ティアラ」「レッド113」の3種類があり、今は「ティアラ」を出荷しているそう。1つのハウスで多い時は1,000個ほど収穫でき、4〜5日ですべて収穫を行います。参加者の方にも実際にハウスの中に入っていただきましたが、「暑い!」「この中で作業されるなんてすごい」と驚いている様子でした。
 
そして最後は大人の方へ1個ずつお土産としてお渡しするアサヒメロンを特別に収穫していただきます!
 
「どれが大きいかなぁ」と立派なメロンを見つけ、まずはメロンを茎から切り離します。そしてメロンのうえにある「T」の字の形をした「アンテナ」をメロンの幅に合わせて切り落として「アサヒメロン」のシールを貼ったら収穫完了!
 


 

 
収穫したメロンをアサヒメロンの専用箱に入れて持ち帰っていただくのですが、イラストなどを書いてオリジナルの箱を制作してもらいます。
 
収穫が終わったあとはアサヒメロンの検査などを行う共撰場へ。
 
 
ここではどのように検査が行われているのかなどを教えていただきました。そして、最後はおまちかねのアサヒメロン試食タイム!
 

 
 
「甘くておいしい!」と感激してくれたお子さんは満面の笑みを浮かべながら食べてくれていて、「おいしいと言ってくれるのが一番うれしい」と池田ご夫妻も喜ばれていました。
 

 
最後に質問タイムやアンケートなどにご協力いただき、プログラムが終了しました。大変暑い中ご参加いただいた皆様、暑い中ありがとうございました!
 
今年度の「畑さんぽ」はこのプログラムで終了となります。8月からは畑で作物を収穫する「ハーベストツアー」がスタート。8月20日(日)はとうきび収穫、26日(土)はじゃがいも掘りを行いますので、ご興味のある方は「グリーンツーリズム」のページをご覧ください。ご参加お待ちしております!